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内容説明
素粒子の質量を作りだすといわれるヒッグス粒子。それが見つかれば、物質の質量の2パーセントは理解される。では残り98パーセントはどこからくるのか?そもそもヒッグス粒子とは何なのか?その鍵は真空にある。素粒子物理最大の謎に迫る。
目次
第1章 すべては理解できるものか―元をたどってみる
第2章 質量とは何か―押しても引いても動かない
第3章 ゼロと有限の境目―光のように速く飛んでみる
第4章 自転する素粒子
第5章 右と左が違うのは―見えざる弱い力
第6章 沈むときは二人で―真空に沈殿する素粒子
第7章 陽子に針を突きさす―クォークの登場
第8章 真空の雑踏―何でもありの量子論
第9章 あるんだったら出してみろ―ヒッグス粒子と巨大加速器
著者等紹介
橋本省二[ハシモトショウジ]
1968年生まれ。1994年、広島大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。1995年、高エネルギー物理学研究所(現・高エネルギー加速器研究機構)・データ処理センター助手。2002年から、高エネルギー加速器研究機構・素粒子原子核研究所および総合研究大学院大学・高エネルギー加速器科学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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