目次
第1章 事象関連電位(ERP)の基礎知識(定義と歴史;測定の手続き ほか)
第2章 心理学におけるERP(ERPデータの心理学的意味づけ;主観測度・行動測度との比較 ほか)
第3章 ERP研究の実践(電極の選択;電極の装着 ほか)
付録 ヒトの事象関連電位を認知研究に利用するためのガイドライン―記録と発表の基準(研究の立案;被験者 ほか)
著者等紹介
入戸野宏[ニットノヒロシ]
1971年横浜市に生まれる。1998年大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了、博士(人間科学)。広島大学総合科学部助教授。国際心理生理学機構(I.O.P.)理事(2004年~)。International Journal of Psychophysiology編集委員(2004年~)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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a*
2
心理学研究でなく,EEG信号の情報処理方法を目的に飛ばし読み.情報処理的には既知だったため,確認できたことでよしとする(私はERPを扱わない).この本で特筆するなら,わかりやすい説明.これはB3レベルで自主学習できるはず.実際的はハード・ソフト両面から平易な解説,そして「原理はそこそこにしておいて,心理学実験と研究が実践できるようになること」を最優先した構成.・・・今度からB3を実験に放りこむ前に読ませようか・・・2010/08/15
じゃがたろう
1
わかっているようで理解していなかった点がいくつかあった。繰り返し読むことになるであろう著書。事象関連電位についての書籍では、最も理解しやすいものだと思われる。2017/11/13
京
0
先生のサイトと内容が重複している部分がかなりある。とても読みやすい。2020/03/11