PHP新書<br> 心の病は食事で治す

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PHP新書
心の病は食事で治す

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569640730
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C0247

出版社内容情報

「薬を頼りにするな」――脳内伝達物質のバランスを食物によって回復し、うつ病や自閉症を根本から治す、その理論と実践方法を公開!

内容説明

うつ病や不安障害など、心の病は脳内の神経伝達物質のインバランスによって発生する。薬を服用すれば症状は改善するが、薬には副作用がある。脳に恒久的なダメージを与えてしまいかねない。薬に頼らない治療法はないものか―。本書は、心の病を正しい食生活、ビタミン、ミネラル、必須脂肪酸をうまく摂取することで治す「分子整合精神医学」という方法を紹介する。なぜフライドポテトはダメなのか?なぜ精製白パンよりもライ麦パンのほうがいいのか?健全な精神は健全な食事でつくる。

目次

第1章 うつ、不安、キレるは食事が原因だった(心の病は神秘的なものではなく、脳という臓器の問題である;脳は食物でできている ほか)
第2章 脳の快適運転のためにブドウ糖を安定供給する(ブドウ糖は脳のガソリンだ;血糖値の乱高下で気分が不安定になり疲れる ほか)
第3章 アミノ酸こそが心を創る物質である(脳内を伝達物質がかけめぐることで心が発生する;心を生化学的に理解する ほか)
第4章 心の病を治す1―不安障害の原因と対処法(抗不安薬では治らない不安;不安障害を退治する新しい方法 ほか)
第5章 心の病を治す2―うつ病の原因と対処法(心のかぜ、うつ病は怖い;興奮性伝達物質の枯渇は、原因の一つにすぎない ほか)

著者等紹介

生田哲[イクタサトシ]
1955年北海道・函館生まれ。東京薬科大卒業。シティオブホープ研究所、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などの博士研究員を経てイリノイ工科大学助教授(化学科)。薬学博士。アメリカで遺伝子の構造やドラッグデザインをテーマに研究生活を送る。現在は日本で精神や心のはたらきを物質レベルで解析し、脳と身体を最適状態にする栄養素を研究する。1999年の著作『脳と心をあやつる物質』(講談社ブルーバックス)では、心の病と伝達物質を関係づける統一理論を提示した
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキオ

5
私のまわりの人たちを見ると、なぜか不摂生な人ほど心の病とは離れたところにいるように感じるが、それは置いといて、食事で安定した心に近づけられるのであれば十分試してみる価値があるように思えた。サプリメント類にはやや抵抗があるが、トリプトファン・ビタミンB郡・ビタミンCのサプリメントを取り、魚中心の食事を心がけるようにしてみる。まだ効果はわからないが本書に出会えてよかった。2015/04/14

雪野きずな

4
たばこはやらずアルコールもほとんど飲まないがカフェインもよくないのでコーヒーもやめてごまとみかんを食べてマルチミネラルというサプリメントを飲むようにした。全部守れそうにないが少しは予防になりそうだ。2009/11/26

akir@t

4
鬱やパニック障害で困っている人に、これは救世主のような本。栄養素ごとに、どのような心の病の原因になるかが詳しく書かれており、抗鬱剤やSSRIではなかなか完治しなかった人の希望になると感じました。2009/09/25

massive_attack

3
抗うつ剤飲む前にこれ読んどけばよかった。人生違ってただろうな2014/02/27

Hiroki Nishizumi

3
なるほど、と感心した。この分野についてもう少し勉強してみたい。2013/07/21

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