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咄の伝承 from books.google.com
... 咄の座の、魔を威嚇退散させる咄として掲げた「古屋の漏り」も、〈雨の漏る古屋〉を化物に見立てた頓作咄として考えられるのだ。見立ての化物に恐れて逃げ出す魔物がいるのも笑しい。笑いが夜の魔を祓うという民族の心意伝承がここにもはたらいているの ...
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... 咄が伝える<機知ある道三>像も、俳諧や咄に興じる場のなかで、一渓道三その人の逸事として、人々の口の端にのぼり伝承されたものであろう。そして道三自身も、かつてはこうした養生咄をして興じていたと考えられる。翠竹道三咄の伝承世界を、茶の湯と庚申 ...
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78 大島建彦 18 咄の伝承(昭 45 岩崎美術社)内容民間文芸史研究の立場にあって、殊に咄と咄の者とに視点を定めた論考。「咄の者の系譜」「しひ語りの周辺」「藤六の和歌と説話」「能狂言の基礎」「おどけ禅亨の逸事」「彦八咄の伝承」「奇事異聞と笑話 ...
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本書は、咄の者の源流とその展開の相を概説する「咄の者の系譜」、古代におけるの者の姿を抉出して論ずる「しひ語りの周辺」、中古に実在した人物と言われてき藤六は実は咄の者の伝承と系譜の中で考察すべきことを論証する「藤六の和歌と説話」、能と狂言 ...
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... 伝承形態には村内伝承のほかに、家族伝承、来訪者伝承が前揭(注 7 )論文、一三六頁「世間話研究の課題」、「咄の伝承』(前掲注 6 )一三四頁同右美術社、昭和四十五年刊行)に所収 6 「咄の者の系譜」、「咄の伝承』(民俗民芸双書四十八、岩崎文堂、昭和五 ...
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... 咄の伝承』、 70 年 1 月、岩崎美術社)。鈴木棠三「咄手の名」(『言葉と名前』、 9 年 11 月、秋山書店)。注 9 拙論「お伽草子『一尼公』の笑い一室町期の遊戯―」(学習院女子短期大学『国語国文論集』 2 、 93 年 3 月)。注 10 鈴木棠三「僧院の笑話 ...
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... 伝承の両面の資料を駆使し,ことば遊びの受容と変遷を説く。柳田国男『笑の本願』(養徳社, 1946 ) [定本柳田国男集 7,1962 ] ... 咄の伝承』(岩崎美術社, 1970 )民間文芸の領域の中の咄について,その代表的な咄の者の系譜をたどり咄の世界の特質,おもしろさを ...
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... 伝承状況などについての解説がほどこされている。(昭 11 B6 版謄写印刷一一三頁非売品岡山市清心町ノートルダム清心女子大学国文科研究室内)咄の伝承(民俗民芸双書 48 )『お伽草子と民間文芸」に次いでの当双書第二冊目の著。内容は、「咄の者の系譜 ...