ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり

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ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822200428
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3052

出版社内容情報

「リノベーションまちづくり」を実践している建築家である著者の、空き家だらけのまちを元気にする新しいまちづくり実践の記録。

空き家だらけのまちを元気に!
これからの時代の「新しいまちづくり」実践の記録。

「ほしい暮らしは自分でつくる」を合言葉に著者が続けてきた、新しいまちづくりの方法。
これまでの20世紀型発想によるまちや建築ではなく、これからの日本に必要なまちと建物の使い方、そこでの働き方や暮らし方、お金のもらい方、それらを生み出す方法。
それが、「リノベーションまちづくり」です。

本書は、著者が故郷の北九州・小倉と、現在の住まいであり、東京23区内で唯一の「消滅可能性都市」とされる豊島区・雑司ヶ谷を往復しながら、仲間や市民、自治体を巻き込んで実践してきたまちづくりの記録です。

【主な内容】
CHAPTER1 ぼくの仕事はリノベーション
 ぼくのルーツ――らいおん食堂と建築家へのあこがれ
 社会へのまなざしと『リノベーション』という仕事
 リノベーションは建物のことじゃない

CHAPTER2 まちで暮らす、まちで働く
 ふるさとが『衰退』し始めた
 リノベーションまちづくりの第一歩
 東京の真ん中で子育て

CHAPTER3 リノベーションがまちを変える
 リノベーションスクールという発明がまちを変え始めた
 家守の精神を現代によみがえらせる
 ほしい暮らしは自分でつくる

CHAPTER4 リノベーションまちづくりを始めよう(実践編)
 この章の使い方
 小倉編――仲間を集めてまちを変える
 雑司が谷編――自分のまちで楽しく暮らす
 ぼくらのまちを探検しよう!

CHAPTER5 リノベーションで社会の課題を解決する
 都市でのこれからのリアルな暮らし
 この時代に建築家として働くということ
 リノベーションで次の社会をつくる

嶋田洋平本人によるあとがき
 「一歩踏み出す勇気にあふれた人たち」

【著者紹介】
らいおん建築事務所 代表取締役一般社団法人 リノベーションまちづくりセンター 理事1976年北九州市生まれ。「みかんぐみ」チーフを経て2010年に独立。北九州市小倉や豊島区の雑司が谷を行き来しながら、仲間たちを巻き込んで「リノベーションまちづくり」を実践。

内容説明

空き家だらけのまちを元気にする仕事。

目次

1 ぼくの仕事はリノベーション(ぼくのルーツ―らいおん食堂と建築家へのあこがれ;社会へのまなざしと「リノベーション」という仕事;リノベーションは建物のことじゃない)
2 まちで暮らす、まちで働く(ふるさとが「衰退」し始めた;リノベーションまちづくりの第一歩;東京の真ん中で子育て)
3 リノベーションがまちを変える(リノベーションスクールという発明がまちを変え始めた;家守という古くて新しい仕事;ほしい暮らしは自分でつくる)
4 リノベーションまちづくりを始めよう(実践編)(小倉編―仲間を集めてまちを変える;雑司が谷編―自分のまちで楽しく暮らす;ぼくらのまちを探検しよう!)
5 リノベーションで社会の課題を解決する(都市でのこれからのリアルな暮らし;この時代に建築家として働くということ;リノベーションで次の社会をつくる)

著者等紹介

嶋田洋平[シマダヨウヘイ]
1976年北九州市生まれ。東京理科大学理工学研究科建築学専攻修士課程修了後、建築設計事務所「みかんぐみ」チーフを経て2010年に独立。生まれ育った北九州市小倉、そして家族と暮らす豊島区雑司が谷の間を行き来しながら友人や先輩、地元の仲間たちを巻き込んで「リノベーションまちづくり」を実践。らいおん建築事務所代表取締役、北九州家守舎代表取締役、都電家守舎代表取締役、リノベリング代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

12
補助金に頼らずに、まちづくりを進めている。ビジネスを始める入居者とオーナーを家守会社が仲介し、三方よしの関係を作り出すというビジネスモデルで、成功を積み重ねている。イノベーションスクールというワークショップで実際のリノベーションのアイデアと募り、よいものを実現するというやり方も、参加者、案件提供者、家守会社すべてが満足する優れた方法である。これからの設計業者、施工業者、不動産業者のあるべき姿を先取りしている。今後も多くの地域でまちのリノベーションを進めてほしい。2016/04/14

エリナ松岡

6
藤村龍至氏で検索をしていたら、たまたま本書の出版記念?としての両者によるトークショーの動画を見つけ、それが中々良い内容だったので本書も読んでみました。トークショーで著者は割と劣勢だった印象を受けたんですが、本書自体は予想以上に説得力のある良い内容に思います。著者の手がけた過去のさまざまな案件の経緯が詳細に書かれており、本書の提唱するリノベーションを実際にやってみたいと考えている人にとっては非常に参考になるのではないでしょうか?2018/09/09

gotomegu

5
人口減少で衰退していく福岡小倉と、豊島区雑司が谷。空き家をリノベして、若い人が愛着を持って楽しく暮らす町へ生まれ変わらせている実例。数字のこと、お金のことがちゃんと書かれていて参考になる。特にお金を誰が出すか?で覚悟が違ってくる。出資することで、結果的にみんなが得をするようになる仕組みづくりがとてもいいと思った。一番ボロボロの物件をリノベして、成果を目に見えるようにすると、ギャップで説得力をもたせやすいというのも、なるほどな点。2017/11/27

虎ボルタ

3
嫁絶賛!の一冊でしたが、どうも夫婦で好みが別れるようです。つくづく、リノベーションも、DIYも、不動産も興味がない…のかなあ。散歩好きだし、街並みは興味があるからいけると思ったけど、ダメでした。一応、読んだけどそれだけ。2016/02/29

Yuichi Masui

3
かつて山崎亮さんのコミュニティデザインを読んだときに、公園の利用者が公園をデザインするなんて素敵だなと思い、同じような感覚で空き店舗を活用したい有志がDIYでリノベーションしたら面白そうだなと思っていました。特にコワーキングスペースなんて良いかなと。本書はとても夢がありますが、夢物語を現実的に考えるための事業スキームについての記述もあり、かなり親切。成功事例をほわっと描いて終わるものが多い中でとても参考になります。リノベーション楽しそうだなぁ♪学生とやってみたい!2015/08/19

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