出版社内容情報
芥川賞作家が読書の醍醐味をわかりやすく解説。
純文学、ミステリーさらにはケータイ小説を題材に、芥川賞作家が読書の醍醐味をわかりやすく解説する。好評『本の読み方』の続編。
好評『本の読み方 スロー・リーディングの実践』の続編。本書では、現代の純文学、ミステリーさらにはケータイ小説も含めた計九作品を題材に、小説をより深く楽しく味わうコツをわかりやすく解説する。
▼ポール・オースター『幽霊たち』、綿矢りさ『蹴りたい背中』、ミルチャ・エリアーデ『若さなき若さ』、高橋源一郎『日本文学盛衰史――本当はもっと怖い「半日」』、古井由吉『辻――「半日の花」』、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』、瀬戸内寂聴『髪――「幻」』、イアン・マキューアン『アムステルダム』、美嘉『恋空』――それぞれの読解で提示される作家ならではの着眼点は、読者がブログで感想を書いたり、意見を交換するうえで役に立つものばかり。作家をめざしてる人はもちろん、一般の読書ファンにとっても示唆に富んだ新しい読書論。
[第1部]小説を楽しむための準備 ――基礎編
[第2部]どこを見て、何を語るか ――実践編
●『幽霊たち』 ポール・オースター
●『蹴りたい背中』 綿矢りさ
●『若さなき若さ』 ミルチャ・エリアーデ
●『日本文学盛衰史 ――本当はもっと怖い「半日」』 高橋源一郎
●『辻 ――「半日の花」』 古井由吉
●『ゴールデンスランバー』 伊坂幸太郎
●『髪 ――「幻」』 瀬戸内寂聴
●『アムステルダム』 イアン・マキューアン
●『恋空』 美嘉
内容説明
好評『本の読み方スロー・リーディングの実践』の続編。P・オースター『幽霊たち』、綿矢りさ『蹴りたい背中』、伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』、美嘉『恋空』…本書では、現代の純文学、ミステリーさらにはケータイ小説も含めた計九作品を題材に、小説をより深く楽しく味わうコツをわかりやすく解説する。それぞれの読解で提示される着眼点は、読者がブログで感想を書いたり、意見を交換するうえで役に立つものばかり。作家をめざしてる人はもちろん、一般の読書ファンにとっても示唆に富んだ新しい読書論。
目次
第1部 小説を読むための準備―基礎編
第2部 どこを見て、何を語るか―実践編(『幽霊たち』ポール・オースター;『蹴りたい背中』綿矢りさ;『若さなき若さ』ミルチャ・エリアーデ;『日本文学盛衰史―本当はもっと怖い「半日」』高橋源一郎;『辻―「半日の花」』古井由吉;『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎;『髪―「幻」』瀬戸内寂聴;『アムステルダム』イアン・マキューアン;『恋空』美嘉)
著者等紹介
平野啓一郎[ヒラノケイイチロウ]
1975年愛知県生まれ。京都大学法学部卒業。98年大学在学中に雑誌『新潮』に投稿した作品『日蝕』(現在、新潮文庫)が「三島由紀夫の再来」として注目を集める。同作品で翌年芥川賞を受賞。以後、旺盛な創作活動を続け、その作品はフランス、韓国、台湾等、翻訳を通じて海外にも紹介されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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