内容説明
四半世紀前から発達障害をメインに臨床・研究を続けてきた児童精神科医、杉山登志郎の最新論集。
目次
発達障害のパラダイム転換
アスペルガー障害の現在
高機能広汎性発達障害に見られる行為障害と犯罪
子ども虐待は、いま
子ども虐待への包括的ケア―医療機関を核とした子どもと親への治療
反抗挑戦性障害と発達精神病理学
精神療法によって愛着の修復は可能か
広汎性発達障害とトラウマ
学童期におけるこころと脳の発達
発達精神病理学から見たこころの問題
発達障害と統合失調症
発達障害の臨床における児童精神医の役割
子どもの現在とこれから
著者等紹介
杉山登志郎[スギヤマトシロウ]
1951年、静岡市に生まれる。1976年久留米大学医学部卒業。久留米大学医学部小児科、名古屋大学医学部精神科、静岡県立病院養心荘、愛知県心身障害者コロニー中央病院精神科医長、カリフォルニア大学留学、名古屋大学医学部精神科助手、静岡大学教育学部教授を経て、現在、あいち小児保健医療総合センター保健センター長、日本小児精神神経学会常務理事、日本発達障害学会理事。専門は児童青年期精神医学。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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