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図解 よくわかる植物工場

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  • サイズ A5判/ページ数 154p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784526064104
  • NDC分類 615
  • Cコード C3034

内容説明

環境条件を制御し無農薬で野菜を安定生産する未来型農業生産システム「植物工場」がいま、ビジネスとして動き出した。

目次

第1章 植物工場開発の歴史(日本農業の抱える問題;植物工場とは ほか)
第2章 野菜栽培と植物工場の基礎知識(水耕栽培の原理;水耕栽培の方式 ほか)
第3章 植物工場技術の進展(いろいろな栽培光源;LEDの長所と短所 ほか)
第4章 植物工場ビジネスのポテンシャル(農商工連携研究会植物工場WGが発足;国による支援策が具体化 ほか)
第5章 植物工場が拓く未来の農業(太陽電池利用への期待;花生産への応用 ほか)

著者等紹介

高辻正基[タカツジマサモト]
1962年、東京大学工学部応用物理学科卒業。同年、日立製作所に入社し、中央研究所主任研究員、基礎研究所研究主幹を歴任。1974年から植物工場の研究を始める。1991年から2007年まで東海大学開発工学部教授。現在、(財)社会開発研究センター植物工場・農商工専門委員会委員長、日本生物環境工学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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そらむぎ

2
5年前の本だけど、結構昔から70年代ぐらい?)植物工場にチャレンジしてるみたいなのにそんなに進んでない感じなので昔の本でもためになる。電気代等のコストがペイできない。今だとLEDのコストが安くなってるのでそこそこ実用的になってきたのかも、書いてあるように2015年頃がターニングポイントみたいだし。日本の国土が狭いから活用すべきってのわかるけど、最初は葉っぱばかりだから穀物とかカロリーが足りてない日本ですぐに活用されたりはしづらそう。大豆が植物工場で栽培できればなぁ。2015/10/13

ゆうろ

2
少し興味があったので読んでみた。植物工場で作れるよな葉野菜はプランターや水耕栽培で無農薬でも簡単に作れるので、自宅で作ったほうが余計な労力がかからないのでは?と思ってしまった時点で興味が失せてきた。2015/08/27

関東のカササギ

1
ほんとうに分かりやすい本でした。植物工場について知りたければ、まずこの本だと思います。2019/04/24

とりもり

1
「よくわかる」と銘打たれているが、著者自身が序文で「わかりにくい」と認めている照明関係の記述が中心なので、一般読者に優しい本とは言えないだろう。もっとも、植物工場の本を一般の主婦が読むケースは、そんなに多くない気もするが。但し、内容自体は比較的コンパクトかつ網羅的なので、入門書としての役割は一定程度は果たされていると思う。個人的には、アイスプラント(ソルトリーフ)は一度食べてみたい。★★★☆☆2012/11/16

helpless

0
環境に合わせて作物を作るのではなく、作物に合わせて環境を作る。それが植物工場。日光を浴びることなく暗闇の工場の中、太陽光パネルで発電された明かりを浴びた野菜栽培方法が普通になる時代がすぐそこにあるという現実を感じさせてくれる内容2010/05/19

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