内容説明
青色、および緑色LEDの登場により、光の三原色が高輝度レベルで揃い、白色の開発・発展で照明用にも用途が広がった発光ダイオード。各種ディスプレイや各分野の照明機器などで大いに注目されている。本書ではこの発光ダイオードについて、意外と知られていないその仕組みや応用回路などの基本構造、さらには農業、医療などでの特殊用途や検査検出用途までを紹介する。
目次
第1章 光とは何か
第2章 光をもっと理解する
第3章 発光ダイオードとは
第4章 発光ダイオードをもっと理解する
第5章 暮らしの中の発光ダイオード
第6章 作って学ぶ発光ダイオード
第7章 発光ダイオードと光の雑学
著者等紹介
谷腰欣司[タニコシキンジ]
1944年長野県に生まれる。現在、科学評論家。技術コンサルタント。(株)開発技術研究所技術顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
放蕩長男
5
題名は発光ダイオード、つまりはLEDですが、どちらかと言えば「光」に関する雑学本、といった印象の本でした。半分くらいは、発光ダイオードに限らない光の話。光とはそもそも何か、ランプの種類はどのようなものがあるか、光の単位は何か、レーザーとは何か、生物発光する生物はどのように光るのか。興味本位で買った本ですが、思いがけない知識を得ることができました。2016/08/26
黒とかげ
0
うーん。色々と書きすぎかなぁ。原理と試作品は丸ごとカットしても良かったのかもしれない。あと、将来への展望とか。2021/11/23
POWER
0
典型的な「誰向けか分からない」科学本。初心者向けなのか上級者向けなのか・・・・。テーマを取り上げる順番もバラバラすぎる。2018/02/05