内容説明
現在の都道府県制度が定められたのは、1947年に施行された地方自治法。だが、日本の地方行政区分の歴史は1300年以上前までさかのぼる。変化に富んだ地形と気候、国vs.地方、地方vs.地方のしのぎを削る勢力争い、そのなかで育まれた個性豊かな産業、文化、人々の暮らし―都道府県は、存在そのものが日本人の心のよりどころだ。各都道府県の歴史・地理をコンパクトながら深掘り解説、全都道府県に足を運んで集めた「鉄板ネタ」「地雷ネタ」まで盛り込んだ、読んで楽しく役に立つ画期的な事典。
目次
北海道地方
東北地方
関東地方
中部地方
近畿地方
中国地方
四国地方
九州地方
著者等紹介
伊藤賀一[イトウガイチ]
1972年京都生まれ。法政大学文学部史学科卒業後、東進ハイスクールを経て、現在、リクルート運営のオンライン予備校「スタディサプリ」で高校日本史・倫理・政治経済・現代社会、中学地理・歴史・公民の七科目を担当する「日本一生徒数の多い社会科講師」。四三歳で一般受験し、早稲田大学教育学部生涯教育学専修四年に在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kinkin
89
タイトル通りの本。地理や歴史について書かれている部分は好感が持てるが出身有名人や方言、特にガイチの目という著者の紹介されている県についての意見のようなものは不要だと感じる。それと太字の部分が多すぎて読みにくかった。ポイントなのだろう。もうすこし読みやすい工夫があっても良いと思う。こういう本は参考文献をもとにしているせいか、いくつか間違いも見受けられた。ひまつぶしにどうぞ。図書館本2019/12/01
yomineko@猫と共に生きる
51
文庫で、小さいるるぶ風なのかなと思ったら47都道府県の特徴を面白く真面目に書いておられました。我が県は「人材県(有名人が多い?)」とあってなんだかうれしい♪全部暗記するまで読みたいです。ちなみに、買いました!2020/01/22
mazda
21
「2位じゃダメなんですか?」。うん、多分ダメなんだろうね…。鹿児島県、農業は北海道に次いで2位。畜産業、北海道に次いで2位。お茶、サトウキビ、カボチャも2位。肉用牛、ブロイラまで2位。2位って誰も認知しないし、覚えてもくれない…。2020/09/11
templecity
17
47都道府県のそれぞれの情報が網羅的に記載。各地に行った場合の地雷も記載。それぞれに地域出身者を見ると、この人は、ここの出身なんだと分かる。芸能人の出身者に福岡県が多いと言うのも凄い。 2020/06/27
舟江
16
新書版の47都道府県事典。自県を見るのには不十分だが、他県を見るのには十分だと思う。2021/04/14