出版社内容情報
20世紀の大思想家が率直に語る、ブルトン、メルロ=ポンティとの交流、著作の背景、音楽と絵。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rinrin
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【BOOK(2014)-220】!!!!!!!!!!2014/11/20
КИТАРУ МУРАКАМУ
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claude levi-strauss自身によるclaude levi-straussといったら、少しあざとすぎるか。アグレガシオンのちょいとした事件から、ナチスの侵攻、アメリカへの亡命、ヤコーブソンとの出会い、シュールレアリストたちとの交流。様々な感情の癖、思考の流れ、というものをつぶさに見てとっては描いてしまうclaude levi-straussによる観察眼は、「哀しき熱帯」の文章に裏付けられたものであることをはっきりと意識させる。個人的には、メルロ=ポンティ、サルトルへの言及が興味を惹いた。2011/03/31