出版社内容情報
時は大学紛争が各地で相次ぎ、ウーマンリブ運動も始まった1969年、英米2人の中年の大学教授が交換教授としてそのポストを取り換えるが、異国では様々な悲喜劇が彼らを待ち受けていた。遂には互いの妻をも《交換》する破目になるその結末は? 2つの文学賞に輝くコミック・ノヴェルの傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
78
2016年749冊め。【209-1/G1000】改訳版が図書館になかったため旧訳版にて。英国と米国の架空の大学の教授が、1年間それぞれのポストを交換する。対照的な町や人々に翻弄される生活の中で、その職業だけではないお互いのプライベート部分も交差しはじめる展開に。下巻へ。2016/09/20
→0!P!
2
交換留学ならぬ交換教授制度で立場が入れ替わった二人。お互いそれぞれ公私に問題を抱えており、赴任後、パラレルに進む経過の中で徐々に差異が浮き彫りになっていく。2023/12/27
グッちゃん
1
おもしろい!!下巻が早く読みたい2017/01/02
くまこ
0
久しぶりに読んだがほとんど忘れていたので面白かった。実験的小説か?2016/09/18
Lian
0
3章の書簡小説パートの怒濤の展開が堪らない。一見するとコメディタッチなメロドラマなんだが、ちゃんと読めば文学なんだろうか2010/12/21