イギリス諷刺文学の系譜

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784327481315
  • NDC分類 930.2
  • Cコード C1098

出版社内容情報

 諷刺を伝統的規定の軛から解き放ち、奔放な不統一性を志向する混成ジャンルとして再定義する。 諷刺文学論に新しい 「キャノン」 を呈示する労作。

第一章 サテュロスかサテュラか? <諷刺の定義>
第二章 メニッポス天に登り、冥府に下る <古典古代>
第三章 教養科目としての諷刺 <中世>
第四章 ルキアノスの影の下に <ルネサンス>
第五章 スクリブレルス的諷刺 <アウグストゥス時代>
第六章 メニッポス的小説 <十八世紀>
第七章 ロマンティック・アナトミー <ロマン派>
第八章 不思議の国のメニッペア <ヴィクトリア朝>
第九章 ペトロニウス再訪 <現代>
第十章 何も完結していない結論

内容説明

美は乱調にあり!「諷刺」を既成概念の軛から解き放ち、奔放な不統一性を志向する混成ジャンルとして再定義、諷刺文学論に新たな「キャノン」を呈示する。

目次

第1章 諷刺の定義―サテュロスかサテュラか?
第2章 古典古代―メニッポス天に登り、冥府に下る
第3章 中世―教養科目としての諷刺
第4章 ルネサンス―ルキアノスの影の下に
第5章 アウグストゥス時代―スクリブレルス的諷刺
第6章 十八世紀―メニッポス的小説
第7章 ロマン派―ロマンティック・アナトミー
第8章 ヴィクトリア朝―不思議の国のメニッペア
第9章 現代―ペトロニウス再訪
第10章 何も完結していない結論