内容説明
ついに、クィラランが莫大な遺産を受け取る日が来た。今後のことを考えるため、彼は猫たちを連れて静かな山荘を訪れた。が、着いて早々、その山荘の所有者で、町の権力者が一年前に殺された事実が判明した。殺人罪で逮補された男性は人気者で、殺人を犯すとは思えない。山の平和を取りもどすため、彼は真犯人探しに乗り出すが…人生の転機を迎えたクィラランが、シャム猫ココと共に土地開発絡みの殺人の謎に挑む第11弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hugo Grove
8
シリーズも長くなると退屈してくるのですが、読まずにはいられません。クィラランもいい年をしては行動や発言が軽すぎます。猫たちはますます賢く可愛くなっています。猫たちの魅力だけでも猫好きには読む価値があるでしょう。2013/04/21
アルクシ・ガイ
5
金持ちは色んな所に行けていいなあ。今回の「証拠」はいくらなんでも弱すぎる。2018/02/25
にゃおん
5
山を動かす・・・山が描かれた絵を動かすということか!そりゃ、そうだ、猫に山は動かせまい。ww 料理のメニューや家具のあれこれは、私にはチンプンカンプンだけれど、山道の描写とか猫の描写には惹かれるものがあります。2014/01/09
読み人知らず
4
ポテト山脈の美味しそうな名前に惹かれて。ラストシーンのスピリチュアルなオチにはっとしました^^2011/12/23
寧々子
4
ついに莫大な遺産を正式に相続したクィララン。 今後の身のふり方を考える為にあえてピカックスから離れ、静かに過ごせる場所を求めてポテト山脈にやってきたクィラランでしたが、事件に巻き込まれてしまいます。 ココとヤムヤムはヒントを教えてくれたり看病してくれたりと頑張りましたね~♪2008/12/12