新潮選書
やわらかな脳のつくり方

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106035180
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0345

内容説明

「寝る子は育つ」は真実だった。頭のいい子を育てるには体に触れればいい!?IQ神話をメッタ斬りにして、本当の賢さと、それを得る秘訣を伝授。脳のしくみを知れば、男女のトラブルも解決し、ホモのメカニズムまでわかってしまう。目からウロコ、脳に直に効くエピソード満載。お母さん、学生諸君、諦めるのはちと早い。今すぐ実践できる読む特効薬。

目次

1 大脳辺縁系(リンビツク・システム)の話(大脳辺縁系の逆襲;黒沢と大脳辺縁系 ほか)
2 知能について(知能計測を考え出した男;知能テストが開発された理由 ほか)
3 男と女(パワーゲームこそ男の命;フィーリングこそ女の命 ほか)
4 教育への新しい視点(脳科学から見た神戸少年殺人事件;映像の暴力とダイアナ元妃の死 ほか)
5 記憶の話(赤ん坊の頃の記憶はなぜなくなるのか?;驚異的な記憶力 ほか)

著者等紹介

吉成真由美[ヨシナリマユミ]
サイエンスライター。1953年生まれ。マサチューセッツ工科大学(M.I.T.)卒業(脳および認知科学学部)。ハーバード大学大学院修士課程修了(心理学部脳科学専攻)。元NHKディレクター(子供番組、教育番組、NHK特集などを担当。コンピュータ・グラフィックスの研究開発にも携わる)。現在ボストン在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんこい

8
この作者なので、脳科学の最先端とか、大人や子供も含めた教育とかを体型だって追究している本かと思ったら、むしろ断片的。もともとの連載が、脳科学最前線だったというのだから、仕方ないか。編集者のつけた表題にやられた感じ。2016/08/26

Hiroki Nishizumi

3
脳、知能、男と女、教育などについてのエッセイ。楽しく読めた。2018/09/08

renren

1
手元に置きたい良書。とくに家庭を作る前、こどもを授かった時にはぜひ座右に置いておきたいと思う。男脳と女脳の違い、こどもにとって一番大切なこと・・・わかっていても忘れちゃうんだよなあ。2011/06/16

0
アメリカ派の人。日本の、みんなと一緒が嫌いで、教育に関して特にそうなのだろう。執筆当時から20年近く経って、発見されたこともあるのかな。認知科学も割と入ってた。2014/08/11

たかし

0
『知の逆転』のインタビューアーで初めて知り、旧作を読んでみました。初版は1999年12月発行で、脳科学の知見に基づくエッセイ風の読み物。やはり古くなっている。 「出るまで待とう、子供の芽」で”日本の子供達は小学校から中学の低学年まで学力的・認識力も優れているのにその後、しり下がりになる一方、アメリカの子供達はしり上がりに良くなり、大学に入る頃には雲泥の差になる”には、あらゆる分野に照らして納得。親の接し方・社会のあり方で様々な脳力の伸びしろが抑制されていると思ってしまう。2013/06/16

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