内容説明
過去をいくつかの期間や時代に区切る従来の歴史教科書的方法は放棄した。しばしば重複する14の人生が本書の骨格をかたちづくっている。個人を超えるアメリカ的経験の物語はそれらの人生の周辺に織り交ぜられた。そのようなやり方で、幅広い諸概念とそれぞれの特例とが結び合わされている。
目次
第1章 クリストファー・コロンブス
第2章 ジョン・ウインスロップ
第3章 ベンジャミン・フランクリン
第4章 トマス・ジェファーソン
第5章 テクムシ
第6章 ジム・ブリジャー
第7章 フレデリック・ダグラス
第8章 マーク・トウェイン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
paumi
4
アメリカの歴史を大雑把に並べ立ててみる。まず植民地!奴隷制度!フレンチインディアン戦争!そして南北戦争!この時代にこの国に生まれなくてよかった…。平和や権利は血を流してやっとのことで手に入れた大切なものだってことをつくづく感じさせる。詳細に書かれている本なので、全部は理解できなかった。2017/11/21
ユビヲクワエルナマケモノ
2
上巻で語られるのは以下の8人。1.コロンブス 2.ジョン・ウィンスロップ 3.フランクリン 4.ジェファーソン 5.テクムシ 6.ジム・ブリジャー 7.フレデリック・ダグラス 8.マーク・トウェイン 馴染みの無い名もあるが高校世界史の教科書程の知識があれば問題無く読める。著者が言う通り「しばしば重複する一四の人生が本書の骨格をかたちづくっている。個人を超えるアメリカ的経験の物語はそれらの人生の周辺に織り交ぜられた。そのようなやり方で、幅広い諸概念とそれぞれの特例が結び合わされている」。2021/01/03