新潮文庫<br> ロスノフスキ家の娘 〈上〉

新潮文庫
ロスノフスキ家の娘 〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 378p
  • 商品コード 9784102161050
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のっち♬

86
ポーランド移民のホテル経営者の一人娘の成長が綴られる。『ケインとアベル』のフロレンティナを主役に据えた物語で、誕生から父との和解に至る「過去」に上巻の大半が割かれている点に挑戦意欲を感じる。生徒会の権力を濫用して孤立したり、男に騙されたりと失敗しつつも持ち前の向上心と負けん気で立ち上がる彼女はまさしくアベルの娘だ。家庭教師や巨体の友人など魅力的な人物も登場し、既出の物語を再び読まされている様な感覚に陥らせない点は著書の手腕によるところだろう。いつまでも夫に「ジェシー」と呼ばれる点がどうもしっくりこないが。2021/01/04

James Hayashi

33
「ケインとアベル」の続編というかスピンオフしたものでアベルの娘が主人公。若き頃より米国大統領になりたいと夢を持ち、英才教育を受けながら成長していく姿がアメリカ人らしく熱くなる。ストーリーは「ケインとアベル」の物語りも焼き直しているが、サクセスストーリーは変わらない。恋や学問、家族とビジネスと幅広い分野をカバーし、厚みのある面白さ。下巻へ。2016/06/03

スー

28
80ケインとアベルの続編でアベルの娘フロレンティナが主人公です。前作のケイン同様にフロレンティナが出来すぎてあまり入り込めなかったけどリチャードが登場してからは一気に面白くなりました。前作の感動の終わりから銀行を取り戻すまで描かれています。2019/06/01

遥かなる想い

26
『ケインとアベル』の 続編で、アベルの娘 フロレンティナを 主人公にした 小説。 ジェフリー・アーチャーの本は 本当に 久しぶりだったが、 正直なところ、 ・対立を 前面に 押し出した 『ケインとアベル』の方が 面白かった ような気がする。 それにしても、ジェフリー・アーチャーは 本当に サクセスストーリーが お好き。2004/01/01

アルプスの空♪

18
こればっかり言っていますが、面白かった!!ケインとアベルと重なるところが多々ありましたが、それも良し!!最後はもう憎い位な所まで読者を引っ張っていき、心臓に悪かったぁ~~さて下巻へと~(^_-)-☆2011/03/05

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