出版社内容情報
街並みは,人々が歴史のなかでつくりあげ,風土とのかかわりのなかで成立した.世界各地の街並みを比較し,建築や空間を理論的に考察する.美しい街並みをつくる創造的手法を具体的に提案した,街づくりの基本文献.
内容説明
都市と建築の中間に位置する「街並み」は、そこに住みついた人々が歴史のなかでつくりあげ、風土と人間のかかわりのなかで成立した。世界各地の都市の街並みを建築家の眼で仔細に見つめ、都市構造や建築・空間について理論的に考察する。人間のための美しい街並みをつくる創造的手法を具体的に提案した街並みづくりの基本文献。
目次
1 建築の空間領域(内部と外部;壁の意義 ほか)
2 街並みの構成(街路と建築との関係;街路の構成 ほか)
3 空間に関するいくつかの考察(小さな空間の価値;夜景―「図」と「地」の逆転 ほか)
4 世界の街並みの分析(いくつかの問題点;パディントンのテラス・ハウスと京都の町家 ほか)
5 結び
著者等紹介
芦原義信[アシハラヨシノブ]
1918年東京生まれ。’42年東京大学建築学科卒業。’53年ハーバード大学大学院修了。東京大学名誉教授、武蔵野美術大学名誉教授
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