出版社内容情報
光の速さで走りながら,光を見たらどう見えるのだろうか.少年のころアインシュタインは考えました.相対論によると光に近い速さでは,時間がのびたり,長さが縮んだりします.話はさらに重力や加速度,ブラックホールや宇宙のはじまりにまでおよびます.相対論のやさしい解説とアインシュタインの生い立ち,思想を語ります.
内容説明
光の速さで走りながら、光を見たらどう見えるのだろうかと、アインシュタイン少年は考えた。そして大人になって、相対論を発表した。相対論によると、光に近い速さでは、時間がのびたり、長さがちぢんだりする。重力や加速度がはたらくとどうなるだろうか。話は、ブラックホールや宇宙のはじまりにまでおよぶ。
目次
1 相対論のふしぎな世界
2 ガリレイからアインシュタインへ
3 アインシュタインの登場
4 相対論の考え方
5 その後のアインシュタイン
6 相対論を確かめる
7 相対論と宇宙
8 きみたちとアインシュタイン
著者等紹介
佐藤文隆[サトウフミタカ]
1938年山形県に生まれる。1960年京都大学理学部卒業。同大学大学院、助手、助教授を経て、1974年より京都大学基礎物理研究所教授。理論物理学、とくに宇宙論と一般相対論を専攻する。冨松彰氏と協力して研究したアインシュタインの重力方程式の解は、「冨松‐佐藤の解」として世界的に知られている
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