岩波新書
東アジア共同体―経済統合のゆくえと日本

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  • サイズ 新書判/ページ数 231p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004309192
  • NDC分類 332.2
  • Cコード C0233

内容説明

日中韓にアセアン諸国を加えた東アジアは、米国、欧州連合とともに世界経済の三極をなしている。この地に経済圏、さらには共同体を構築する声がいま、なぜ高まっているのか。それはどうすれば実現でき、そのために日本は何をすべきなのか。長く国連やOECDの第一線で活躍し、開発の問題に取り組んできた著者ならではの熱い提言。

目次

第1章 なぜ、いま東アジアに地域統合が必要か
第2章 動き出した東アジアの地域統合
第3章 地域統合への障害は何か
第4章 「東アジア経済共同体」の可能性
第5章 「東アジア経済共同体」の経済的メリット
第6章 「東アジア経済共同体」の成立のために
第7章 さらに「東アジア共同体」をめざして

著者等紹介

谷口誠[タニグチマコト]
1930年大阪生まれ。1956年一橋大学経済学部修士課程修了。1958年英国ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ卒業。1959年外務省入省。国連局経済課長、在NY日本政府国連代表部特命全権大使、OECD事務次長(日本人初代)、早稲田大学アジア太平洋研究センター教授、同大学現代中国総合研究所長などを経て現在、東洋英和女学院大学大学院客員教授、早稲田大学現代中国総合研究所顧問。専攻は南北問題、国際経済
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