岩波ブックレット<br> 国鉄改革と人権―JRは安全か

岩波ブックレット
国鉄改革と人権―JRは安全か

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  • サイズ A5判/ページ数 62p/高さ 21X15cm
  • 商品コード 9784000031004
  • NDC分類 686.3
  • Cコード C0336

出版社内容情報

JRでは小事故が頻発している.大事故が起きなければいいが…….一方,鉄道を愛し支えてきたベテランたちが仕事を奪われ,ついに千名余が解雇された.このまま見過していいのか.人間の尊厳を問う迫真のルポルタージュ.

内容説明

JRでは小事故が頻発している。大事故が起きなければいいが。一方、鉄道を愛し支えてきたベテランたちが仕事を奮われ、ついには千名余が解雇された。このまま見過していいのか。人間の尊厳を問う迫真のルポルタージュ。

目次

国にクビ切られた1047人
ねらわれた国鉄発祥の汐留跡地
人権無視の出発進行
はたしてJRは安全か

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

64
2016年904冊め。自民党の強権により断行された国鉄の分割・民営化の暗黒面。「200兆円ともいわれる国鉄の土地が大企業に払い下げられ、残った赤字が国民に負担させられる。そして10万人が解雇される」(P.12)ことに反対して組合活動に取り組んだ者は「清算事業団」に流刑され、解雇までの3年間、毎日「自主学習」を仕事とされたそうだ。自殺者はこの本発行の1990年6月時点で約150人。組合活動に参加した者を「無能で解雇されるのもやむなし」と煽り立てたマスコミの責任も重い。2016/10/28

ふら〜

0
国鉄民営化について、労働者を虐げ、国民の負担を増大させ、安全性を損なうものであるとの観点で批判している。まあ時代が変わったのか、こういう運動には中々共感し辛い部分があるね。昭和を感じる最後といったところ。そういや赤字のローカル線が廃線となって不便になるという見方は特に載ってない。2017/08/27

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