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内容説明
世界標準の理科の内容を押さえた一話読み切り型のコラム教科書。
目次
光の性質
音の性質
力のはたらき
いろいろな物質
物質の溶け方
物質の状態変化
静電気と電気回路
電流のはたらき
原子と分子
いろいろな化学変化
運動と力
エネルギー
イオンと原子構造
科学・技術と人間
著者等紹介
滝川洋二[タキカワヨウジ]
1949年生まれ。東京大学教養学部附属教養教育開発機構客員教授(2008年4月から特任教授)、教育学博士。1979年‐2006年国際基督教大学高等学校教諭、2006年より現職。「青少年のための科学の祭典」2007全国大会実行委員長、NPO法人理科カリキュラムを考える会理事長、NPO法人ガリレオ工房理事長。専門は、概念形成研究、科学カリキュラム研究、物理教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
54
理科嫌いだが、本は読むのは好きという人にお勧め。 勉強が嫌いがが、図や写真を見るのは好きという人には、お勧め。 科学雑誌の方がよいかもしれない。2009/10/17
vinlandmbit
47
物理/化学の両方にある程度広い知識が必要になってきたため、再読。基本は中学にありの如く、復習の初手にはベストだと改めて感じました。2020/12/14
KAZOO
11
中学の物理・化学の教科書のエッセンスが掲載されています。生物と地学は読み終わっていますが、これも非常に私にとってはいい復習の本でした。物理は比較的わかるのですが、やはり化学は結構中学のものでも難しいという気がしました。問題やミニコラムが出ているので飽きさせない工夫が凝らされています。2014/02/08
Happy Like a Honeybee
4
文系人間は重宝します。 ある程度社会経験を積むと、全く疎遠の分野が新鮮に思えてくる。 磁石における日本人学者の功績を再考すべき 2019/04/23
壱萬弐仟縁
4
理科離れが問題化する一方、理系女子のリケジョも台頭してきた。理科好きを育てる鍵は本著にあると思われた。もっと科学に親しみたい、と考える中高生や大人にも、小学生の夏休み一研究の素材にもヒントとなる視点が散りばめられている本。自転車のコーナーキューブの反射なんていうのを素材にするのは、極めティーンズにはウケると思った(26ページ~)。クレーンの複滑車も面白い構造なんだなぁ(85ページ)。目に見えない部分の機構に感心しきり。コロイドなどは高校の化学基礎にもなりそうなテーマで、もっと知りたい中学生にはうってつけ。2013/01/05