出版社内容情報
【内容】
1840年代と1880年代の二つの激しい闘争の時代にはさまれた繁栄と安定のヴィクトリア朝中期--研究されることの少なかったこの時代に光をあて、そこに生きた人びとと社会を鮮やかに描き出す。待望の復刊。
【目次】
第一章 序文
第二章 水晶宮と一八五一年の群像
第三章 ジョン・アーサー・ローバックとクリミア戦争
第四章 トロロプ、バジョットとイギリスの国制
第五章 サミュエル・スマイルズと仕事の福音
第六章 トーマス・ヒューズとパブリック・スクール
第七章 ロバート・アップルガースと労働組合
第八章 ジョン・ブライトと改革の信条
第九章 ロバート・ロウと民主主義の恐怖
第十章 結び
内容説明
1840年代と1880年代の二つの激しい闘争の時代にはさまれたヴィクトリア中期。繁栄と安定の時代から独特な文明が誕生した。明晰な思考が衝動や偏見より大事にされ、独創に富む思想を競いあった時代である。本書は、研究されることの少なかったヴィクトリア中期に光をあて、その社会全体を同時代人が捉えたまま鮮やかにうつしだす。
目次
水晶宮と一八五一年の群像
ジョン・アーサー・ローバックとクリミア戦争
トロロプ、バジョットとイギリスの国制
サミュエル・スマイルズと仕事の福音
トーマス・ヒューズとパブリック・スクール
ロバート・アップルガースと労働組合
ジョン・ブライトと改革の信条
ロバート・ロウと民主主義の恐怖
ベンジャミン・ディズレーリと暗中飛躍