世界美術大全集 東洋編〈第3巻〉三国・南北朝

世界美術大全集 東洋編〈第3巻〉三国・南北朝

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  • サイズ A3判/ページ数 494p/高さ 44cm
  • 商品コード 9784096010532
  • NDC分類 708
  • Cコード C0370

出版社内容情報

敦煌、龍門、雲岡の三大石窟。人物画の天才顧■之。書聖王羲之を紹介。

無数の仏教徒によって千年近くも開削が続けられた敦煌(とんこう)の莫高窟(ばっこうくつ)、国家安寧のために開削された雲岡(うんこう)と龍門。中国の三大石窟の取材は、現地の気候との戦いでもあった。砂漠の真ん中にある敦煌では、夏季の日中の気温は50度。まさに炎熱地獄である。しかし、石窟に入ると20度を切るという状況である。後漢が滅び、約370年にわたる動乱期に入った中国だが、一方で新しい美術が次々と誕生した。中国で書聖と崇められた王羲之(おうぎし)は、4世紀、東晋の人である。彼の書は、唐の太宗がことのほか愛して収集し、清朝に至るまで代々の皇帝の宝物として珍重され続けた。『女史箴図巻(じょししんずかん)』で知られる人物画の天才顧■之(こがいし)の作品など南北朝時代の絵画や書の展開を紹介する。

曽布川 寛[ソフカワ ヒロシ]
編集

岡田 健[オカダ ケン]
編集

内容説明

『三国志』で有名な魏・呉・蜀の時代から隋による統一王朝までの約370年余。敦煌、龍門、雲岡の三大石窟に花開いた荘厳華麗な仏教美術。「書聖」と崇められた王羲之を筆頭に、中国美術史上最高の到達点を示した書画芸術の精華を紹介する。

目次

総説
第1章 彫塑
第2章 絵画
第3章 書
第4章 工芸
第5章 仏教美術
第6章 建築
テーマ特集(魏・晋・南北朝時代の鏡;南北朝時代の道教とその造形)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

105
この巻も中国編です。三国時代、南北朝の文化遺産が掲載されています。日本の狛犬の原点であると思われるキリンの石像や石獣が結構面白く感じました。また敦煌の特集のような感じで全体像など行ってみたいと思わせてくれます。また織物や石に彫り込んだ漢字など文化の宝庫ですね。2016/06/25

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