内容説明
「複雑系」の理論は名前の通り多様であり、数学的に高度である。そこで本書では、理論の解説は最低限にとどめ、実際のプログラムを通して「複雑系」を可視的に実感することによって、「複雑系」への理解を深めることを目的とした。また、「Java」による「複雑系」のプログラムを紹介しているので、Javaプログラミングの応用として読むこともできるだろう。
目次
第1章 序論(複雑系とは;複雑系の歴史 ほか)
第2章 フラクタル(フラクタル幾何学;Javaプログラミング入門 ほか)
第3章 セル・オートマトン(セル・オートマトンの種類;1次元セル・オートマトン ほか)
第4章 カオス(カオス現象;微分方程式 ほか)
著者等紹介
赤間世紀[アカマセイキ]
1984年東京理科大学理工学部経営工学科卒業。富士通株式会社入社。1990年工学博士(慶應義塾大学)。1993~2006年帝京平成大学情報システム学科講師。2006年~シー・リパブリックアドバイザー。2008年~筑波大学大学院システム情報工学研究科客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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