内容説明
論文って何だ!?それは、「問い」に対して明確な答えを主張し、その主張を論証するための文章である。主人公は作文の苦手な大学新入生。彼が読むに耐える論文をなんとか仕上げるまでを時系列で辿りながら、論理的に文章を書くためのノウハウを伝授。論文のアウトラインの作り方を丁寧に紹介するほか、主張の説得力を高めるためのコツを明快に説く。インターネットなど情報へのアクセス法もさらに詳しく解説、巻末付録も充実した決定版。
目次
1 キミは論文って何かを知っているか(論文の宿題が出ちゃった!;論文には「問いと主張と論証」が必要だ;論文にはダンドリも必要だ ほか)
2 論文の種を蒔こう(論文の種としてのアウトライン;論証のテクニック)
3 論文を育てる(「パラグラフ・ライティング」という考え方;わかりやすい文章を書くために;最後の仕上げ)
著者等紹介
戸田山和久[トダヤマカズヒサ]
1958年生。1989年、東京大学大学院人文科学研究科修了。専攻は、科学哲学。現在、名古屋大学情報科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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