内容説明
ソ連のガガーリン少佐は1961年に人類初の宇宙飛行をなしとげた。あれから26年が過ぎ、最近新しい宇宙飛行の時代が訪れようとしている。各国は今までのような窮屈なカプセル型の宇宙船ではなく、どこの空港にも出発のときと同じ形で帰ってこれる翼のついた宇宙船「宇宙飛行機」を考えるようになった。本書では、航空機でもロケットでもない独自の特質を有し、多くの問題をはらんでいるこの宇宙飛行機を紹介しよう。
目次
1 宇宙飛行機の夢
2 行って帰ってくるために
3 地上から宇宙へ―ロケット推進
4 翼と機体をどうするか
5 いろいろな宇宙飛行機の構想