PHP新書<br> 子どもの「心の病」を知る―児童期・青年期とどう向き合うか

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子どもの「心の病」を知る―児童期・青年期とどう向き合うか

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  • サイズ 新書判/ページ数 342,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569643243
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0211

出版社内容情報

家庭で子どもが育つプロセスを追いながら、身近によくある心・精神の問題を解説。最新の研究成果と豊富な症例、エピソードを満載。

精神的な問題を抱えた子どもたちが増えている。わが子の異変に人知れず悩みを抱えている親たちも多い。だが、専門家に相談するにしても、精神科は気軽に訪れるにはまだ抵抗がある。児童や思春期・青年期という難しい年代の子どもたちの心に、いったい何が起きているのか? 発達障害、拒食症、過食症、適応障害、解離性障害、PTSD、うつ病、躁うつ病、統合失調症、ひきこもり、家庭内暴力――本書は、家庭で子どもから大人に育つプロセスを追いながら、身近によくある心・精神の問題を解説。知識や情報を手に入れて悩みの解消だけを求めるのではなく、問題への取り組みを通して、もっと深く人生について考えていくことが重要であると説く。最新の研究成果と豊富な症例、エピソードを満載し、臨床精神医学のエッセンスを細大漏らさず収録。入門書ではありながら、本書一冊のなかには、何万円もする大部の専門書何巻分ものエキスが濃縮されている。

[PART1]幼児期・児童期 
●第1章 子どもの発達と愛情の大切さ 
●第2章 落ち着きのない子 
●第3章 一緒に遊べない子 
●第4章 体や行動に現れる心のサイン 
[PART2]思春期・青年期 
●第5章 思春期という激動期 
●第6章 自分という特異点 
●第7章 癒されない愛情飢餓と嗜好 
●第8章 ストレスとトラウマが生む異変 
●第9章 人間、この不安な生き物 不安障害 
●第10章 波に翻弄されて 気分障害 
●第11章 暴走する神経 統合失調症 
●第12章 ひきこもりと家庭内暴力 

内容説明

精神的な問題を抱えた子どもたちが増えている。わが子の異変に人知れず悩みを抱えている親たちも多い。だが、専門家に相談するにしても、精神科は気軽に訪れるにはまだ抵抗がある。児童や思春期・青年期という難しい年代の子どもたちの心に、いったい何が起きているのか?発達障害、過食症、PTSD、躁うつ病、統合失調症、ひきこもり、家庭内暴力―本書は、家庭で子どもから大人に育つプロセスを追いながら、児童期・青年期の臨床精神医学のエッセンスを細大漏らさず収録した心の航海図である。

目次

1 幼児期・児童期(子どもの発達と愛情の大切さ;落ち着きのない子;一緒に遊べない子;体や行動に現れる心のサイン)
2 思春期・青年期(思春期という激動期;自分という特異点;癒されない愛情飢餓と嗜癖;ストレスとトラウマが生む異変;人間、この不安な生き物 不安障害 ほか)

著者等紹介

岡田尊司[オカダタカシ]
1960年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。臨床医として、若者の精神的危機に向き合う。また、小笠原慧のペンネームで小説を執筆。第20回横溝正史賞を受賞した『DZ』などの作品がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コージー

49
★★★★☆「子どもの心の病」に人知れず悩みを抱えている親や周囲の大人たちに向けた本。まずは正しい知識を持つということを目的に本書では構成。発達障がいや不登校、うつ、ひきこもり等、多くの参考文献をもとに、とてもわかりやすい解説と事例や治療方法が紹介されている。今悩んでいる方向けの入門書とも言える。【印象的な言葉】①体験と学習が脳をつくっていく。②反抗とは親から与えられた既成の殻を破って、自分自身を獲得しようとする試みである。③子どもの成長は「抱っこ」が共に生きる原点であり、他者との関係を築く出発点である。2018/01/06

Kentaro

47
乳幼児期には、ひきつけが多い。この時期の子どもの脳はまだ成長途上で、興奮を抑制するシステムが十分発達していないためだ。典型的な発作では、白目を剥き、顔を真っ赤に、ときには紫色にして、泡を吹き出すこともある。まずすべきは、気道の確保である。子どもは首が短く、ことに気道が閉塞しやすい。服をゆるめ、体をそっと横向きにし、顎をゆっくりと押し上げ、首を背後にそらさせる。それによって気道が開きやすくなる。もし、顔が紫色や青白く変色するときは、空気がうまく流れず、低酸素になっている可能性が高い。脳が発達していけば治る。2020/04/19

♪みどりpiyopiyo♪

39
2005年 発売当時に読みました。■実践的で分かりやすいので専門職以外の一般読者にも理解しやすいと思います。けど、文が微妙に冷たいというか、患者を突き放したような物言いが目に付き、弱者へのいたわりとか苦しむ人への共感とかそういうものが感じられません。同じ病気に苦しむ当事者や家族が読んだらちょっと傷付くかも。また、専門課程の学生さんたちは臨床態度をこれから身に付けて行く訳ですし、やっぱりあまりお奨めできません。■同じ著者の他の本でも、皆さんのご感想を読むと同様に感じている人が少なくない様です。(2005年)

ふ~@豆板醤

21
3。Prime Readingにて。幼少期の環境によって人生形作られるのね、、としみじみ。甘えずしっかりしてる子も後々問題あるのは意外。「躓きこそが成長を生む」2018/02/15

マッキー

16
子どもが健やかに育つには、親の愛情が何よりも大切だと感じさせてくれた一冊。親の離婚やネグレクトなどがあると子どもの心身に悪影響を及ぼすとあったので、もし自分が親の立場になることがあったら気を付けたい。 予備知識なしでも普通に読めるし、客観的に書かれているのでおすすめ。2015/07/26

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