内容説明
1972年9月、ミュンヘン・オリンピックの選手村をパレスチナ・ゲリラ“黒い九月”が襲い、イスラエル選手団の11人を惨殺した。イスラエル政府は報復を決意、情報機関モサドが暗殺チームを組織し、“黒い九月”の幹部を次々と抹殺し始める。スパイ小説の巨匠が、衝撃のテロ事件とその後の復讐を克明に再現し、アラブとイスラエルの対立の原因と歴史を明らかにする。
目次
プロローグ アイソトープ作戦
第1部 父(殺し屋;マホメットの剣;井戸に毒を!;サラメを殺せ!)
第2部 息子(黒に身を包んだ男;裏切り者の血を飲め!;栓をしたままのシャンパン;サラメを殺せ!;必死の追跡 ほか)
第3部 孫
著者等紹介
バー=ゾウハー,マイケル[バーゾウハー,マイケル][Bar‐Zohar,Michael]
1938年ブルガリア生まれ。ナチスの迫害を逃れてイスラエルに移住。ヘブライ大学卒業後、パリ大学で博士号を取得し、新聞社の特派員となる。1967年、イスラエル国防省の報道官を務め、同年の六日間戦争と73年の第四次中東戦争に従軍。その後、ハイファ大学で教鞭をとり、国会議員にもなった。スパイ小説の巨匠
ハーバー,アイタン[ハーバー,アイタン][Haber,Eitan]
元軍事評論家で、イスラエルのイツハク・ラビン首相の首席補佐官を務めた。諜報活動や秘密作戦に関する著書多数
横山啓明[ヨコヤマヒロアキ]
1956年生。早稲田大学第一文学部演劇学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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