出版社内容情報
明治六年,お雇い外国人として来日したパリ大学法学部教授ボワソナアド.彼は,法律家の養成,憲法草案の起草,刑法典・治罪法典の編纂,拷問廃止の建白,民法典の編纂等々と,日本近代法の形成に巨大な足跡を残し,やがて有名な「法典論争」の中で「いけにえの羊」の役を背負わされて去った.その人と時代を究明する.
明治六年,お雇い外国人として来日したパリ大学法学部教授ボワソナアド.彼は,法律家の養成,憲法草案の起草,刑法典・治罪法典の編纂,拷問廃止の建白,民法典の編纂等々と,日本近代法の形成に巨大な足跡を残し,やがて有名な「法典論争」の中で「いけにえの羊」の役を背負わされて去った.その人と時代を究明する.