内容説明
難解な数式を一切使わずに、難解な理論をスイスイ解説。「時間」とは何か、「重力」とは何か、超常識の世界へ、いざワープ。
目次
1章 ふたご宇宙旅行篇―特殊相対論とパラドクス
2章 逆襲のガリレオ篇―アインシュタインが現れなくても、宇宙はけっこう奇妙だ
3章 時空ワープ篇―空間を切ったり貼ったり折り曲げたり
4章 真夜中の重力ベッド篇―ゆがんだ時空の重力と光と旅人の運命
5章 ブラック・ホール篇―アインシュタイン方程式の予言
6章 過去へスイスイ未来へドンドン篇―できるかな?タイム・マシン
7章 宇宙の“果て”篇―誰も知らないこの宇宙の形と行く末
著者等紹介
小谷太郎[コタニタロウ]
1967年生まれ。東京大学理学部物理学科卒。博士(理学)。理研、NASAゴダード宇宙飛行センターなどを経て、現在青山学院大学研究員。目下の研究テーマはX線観測装置の開発とブラック・ホール連星系の観測。息子と娘と妻と平塚在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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じゃんケンシロウ
4
専門用語や公式を極力使わずに説明している本。若干の予備知識があったからか面白かった。ただ、トポロジーは難しい。。2018/01/18
ヤバ
1
専門用語も少なく、イラストもあり初心者向けだった。しかし、素人には難しい。まだまだ勉強しなければ。2017/08/27
もち
0
理解できたのは「相対性理論というのはこのような分野を扱い、こういう議論をしているんだ…」ぐらいな気がしますが、難解な数式ではなく言葉とイラストだけで説明しているので読み物として面白く読めました。2011/02/01
m_shasha
0
QandA形式で話が進む。相対性理論については、まったくわからなかった。理解が及ばないと言うのもあるが、全体としての目的・位置づけや章ごとの目的が見えず、書いてあることの意味はわかるものの、相対性理論と繋がらなかった。2009/12/02