ジープ応用倫理学

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  • サイズ A5判/ページ数 338p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784621078099
  • NDC分類 150
  • Cコード C3012

内容説明

原著者ルートヴィヒ・ジープは、ドイツ観念論、とりわけヘーゲル研究の大家である。それと同時に1990年代以来、環境先進国であるドイツにおいて、環境・生命倫理研究にも大きな力を注いできた。その研究は具体的・現実的問題を、根源的な部分から徹底して考察するというスタイルで貫かれている。ドイツのES細胞の取り扱い方は、ジープがまとめたものと言っても過言ではない。そのようなジープの研究成果を集大成したものが本書である。「応用倫理学」の厳密な基礎づけや基本的考え方の習得にも最適な書。

目次

第1章 緒論
第2章 倫理学の対象、根本概念、基礎づけ
第3章 価値と評価
第4章 全体論的倫理学と科学的世界解釈
第5章 自然倫理と文化倫理の基礎
第6章 具体倫理学
第7章 おわりに

著者等紹介

ジープ,ルートヴィヒ[ジープ,ルートヴィヒ][Siep,Ludwig]
1942年生まれ。現在ミュンスター大学教授。ドイツ政府における生命倫理関係の委員、委員長を歴任。定年を間近に控えているが、現在でもなお旺盛な研究活動を継続している。W.イェーシュケと共に“Hegel Studien”の編集も行っている。主要な研究分野は、ヘーゲルを中心にしたドイツ観念論哲学、とりわけその実践哲学的部分、さらにそれらを土台にした生命倫理学

山内廣隆[ヤマウチヒロタカ]
1949年生まれ。現在広島大学大学院文学研究科・教授(応用倫理・哲学講座)。広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター長。主要な研究分野はヘーゲルを中心にしたドイツ観念論哲学、現代ドイツの実践的自然哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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