日経文庫
クレジットカードの知識 (第3版)

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B40判/ページ数 201p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784532111434
  • NDC分類 338.7
  • Cコード C1233

内容説明

決済やキャッシングの手段として身近な存在となったクレジットカードを、企業と消費者の双方の視点から解説した入門書です。カードの歴史・しくみからカードビジネスの現状まで、初心者にもわかりやすく読める内容です。割賦販売法や個人情報保護法など、関連する法律についても詳しく解説しています。カードビジネスが抱える問題点を指摘し、今後のビジネスモデルの提言も行っています。

目次

1 クレジットカードとは何か(決済手段としてのクレジットカード;クレジットカードへの期待)
2 クレジットカードに関する規制(複数当事者による契約関係;割賦販売法;貸金業法;個人情報保護法)
3 市場におけるクレジットカード(拡大する市場規模;クレジットカードの収益構造;規制改革と今後の開拓分野)
4 金融再編とクレジットカード(押し寄せる業態融合の波;キャッシュレス化の主役はどこに)
5 求められる新しいビジネスモデル(日本のマーケットにおけるカードビジネス;これまでのビジネスモデル;これからのビジネスモデル;求められる統一消費者信用法の制定)

著者等紹介

水上宏明[ミズカミヒロアキ]
1955年、北海道生まれ。78年、立教大学法学部卒業。(社)日本クレジット産業協会に入社後、クレジット教育センター長、消費者相談室長、企画調査部長などを歴任。現在、特定非営利活動法人マネー・マネジメント・アソシエーション事務局長。特定非営利活動法人ゴールデンアカデミー特別研究員。経済産業大臣事業認定資格・消費生活アドバイザー。日本金融新聞、「月刊消費者信用」などに原稿掲載多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

116
クレジットカードについての基本的なことがわかります。ただもう少し表や図を使って説明できるところもあるので、そこを改善すればよくなる気がします。また課題やこの業界について一通りは明確になるのですが、アメリカとの違い、すなわち日本では経産省の管轄、アメリカでは銀行業の一環となっているところなどを説明してくれたらという気がしました。フィンテックといってますが日本のカードはるかににそこのレベルを超えている気がします。2016/11/17

リョウ

4
クレジットカードの会員側ではなく、事業者側を中心にした知識。なので、どういうように使えばお得かという内容ではなく、クレジットがどのような仕組み、収益構造で運用されているか、これからのビジネスモデルはどうしたらいいのかという内容が中心。分かりやすいがやや物足りない。2012/01/23

DISK

2
クレジットカードを持っていないからか、上手く解釈出来ない部分が多々ありました。半分理解出来たかすら怪しいのが本音です。それでも色々と勉強になりました。将来、クレジットを持った時に覚えていたら読み返したいですね。2015/06/30

欣喜雀躍ちゃん

2
クレジットカードのビジネスモデルが気になっていたが、この本くらいしか解説書が見付からず、購入。目的は満たされたが、一般向けに書かれた本ではないようで、業界内での愚痴や与太話が多く読みづらい。「~という不思議な状況になっている」といった記述が多く、いや法体系に不備があるのは分かるがその言い草はないだろ、と。あと発売時(2007年)の電子マネー情勢の話が面白い。2012/12/08

Naota_t

1
2011/12/17 2011/12/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/501803
  • ご注意事項