NHKブックス
ストリートの思想―転換期としての1990年代

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784140911396
  • NDC分類 309.021
  • Cコード C1310

内容説明

1990年代に何が起きたのか?思想は今や、大学からストリートへ飛び出した!ホームレスや外国人労働者の新しい支援運動がスタートした90年代。イラク戦争反対デモからフリーターの闘争までの、様々な運動が活発になったゼロ年代。音楽やダンスなどのサブカルチャーや「カルチュラル・スタディーズ」などの海外思想と結びついて成立した、新しい政治運動の淵源をさぐる。インディーズ文化など80年代の伏流が、90年代の「知の地殻変動」を経て、ゼロ年代に結実するまでの流れを追う異色の思想史。

目次

序章 「ストリートの思想」とは何か
第1章 前史としての80年代―「社会の分断」とポストモダン
第2章 90年代の転換1―知の再編成
第3章 90年代の転換2―大学からストリートへ
第4章 ストリートを取り戻せ!―ゼロ年代の政治運動
第5章 抵抗するフリーター世代―10年代に向けて
「ストリートの思想」を知るためのブックガイド

著者等紹介

毛利嘉孝[モウリヨシタカ]
1963年、長崎県生まれ。京都大学経済学部卒業。ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジにてPh.D.(sociology)を取得。九州大学助教授などを経て、東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科准教授。専攻は社会学、文化研究。音楽や美術などの現代文化やメディア、社会運動を中心に研究と批評を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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