出版社内容情報
さまざまな国の言葉が貼られた校舎の入り口、多文化を意識した華やかな運動会、習熟度別の小人数クラス…。多様な文化的背景をもつ子どもが多く通う公立小学校で長く国際教室を担当してきた著者がこれからの多文化共生のあり方を語る。
内容説明
横浜市立飯田北いちょう小学校には、外国籍の児童や親が外国籍である児童など、外国に関係のある児童が多く学んでいる。昇降口に貼られた様々な国の挨拶の言葉、少人数学習、地域との連携…。国際教室担当として多様な文化を尊重する学校の環境づくりに長く携わってきた著者が、多文化共生教育の実践を語る。
目次
1 横浜市立飯田北いちょう小学校
2 何をどのように?
3 多文化共生の学校づくり
4 国際教室ってどんなところ?
5 新たな課題
6 ブラジルの教育に学ぶ
7 アメリカの教育から学ぶ
8 多文化共生を盛り込んだ学習づくり
9 めざせ!多文化教員
10 新しい社会は、目の前に
著者等紹介
菊池聡[キクチサトシ]
神奈川県横浜市立仏向小学校教諭。2001~2003年に香港日本人学校大埔校に勤務。帰国後、2004年より横浜市立いちょう小学校で国際教室を担当し、2014年、横浜市立飯田北いちょう小学校として統合後、国際教室担当として2018年3月まで勤務。学校という組織の枠を越え、幼稚園・保育園から中学・高等学校との連携、地域ボランティア団体などとの協働を進め、多文化共生と、日本語教育を含めた子どもたちの教育という視点から多文化共生の地域づくりに取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hatann
三色かじ香
リリパス
みさと
高知