シリーズ日本語があぶない<br> 書きたい、書けない、「書く」の壁

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シリーズ日本語があぶない
書きたい、書けない、「書く」の壁

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  • サイズ A5判/ページ数 162p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784843318867
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C1381

内容説明

子どもや部下をこんな字も知らないのか!と叱るまえに読む本。日本語のエキスパート・丸谷才一ほか30人の提言。

目次

日本語があぶない(丸谷才一)
先生の国語は大丈夫?(小6不用漢字で作文を書くと(嵐山光三郎)
数学者の国語教育絶対論(藤原正彦)
IT時代の「活字能力」(板坂元)
対談・教師の日本語力を問い直す(水谷修・西尾珪子))
がんばれ日本語(外国語になった日本語(熊倉功夫)
漢字をつかわない日本語へ(野村雅昭)
国際化する漢字(松岡榮志)
漢字と仮名は縦書き文字(石川九楊)
対談・漢字の魅力が、日本語の魅力。(辰濃和男・道浦母都子))
ちょっと専門的でためになる漢字のはなし(コンピューター化で漢字はどうなる?(高田時雄)
隠語としての漢字(木村岳雄)
対談・日本語になった漢字(白川静・道浦母都子)
読み書き並行論(井上ひさし))
おとーさん、知らないの?(トークショー・変体少女文字から携帯ギャル文字へ(松永真理・藤井青銅・高橋源一郎・稲増龍夫)
「矛盾」と書けない大学生(内田樹)
日本人がよく間違える日本語の使い方(兼子盾夫)
「当て字」の話(川嶋秀之)
日本語を“数える”(清水康行))
キーボードだよ人生は(ペンからキーボードへ(阿辻哲次)
対談・文章を楽しむ書き方、読み方(轡田隆史・樋口裕一)
対談・字引は楽しい!(山田俊雄・俵万智)
コトバについての三つの質問(奈良美智))

著者等紹介

丸谷才一[マルヤサイイチ]
作家。1925年山形県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

純子

22
この数か月、本務時にはなかなかできなかった書くことのサポートに挑戦してみた。改めて書くことの意味を考えたくて手にしたが、読み応えがあった。方々で発表された書くことに関する文章や対談の記録。興味深いものばかり。藤原正彦さん『数学者の国語教育絶対論』は特に。「数学研究とは、高い山の頂きにある美しい花を取りに行くようなものだから、その美しさに感動しなければ、そもそも研究する気にさえならない」だから美しい詩歌、漢詩、文学に触れ、美への感受性を深める必要があると説く。国語=文系としか考えていなかったのが恥ずかしい。2021/03/07

魚京童!

8
逐語的に読んでも明晰判明であり、それが世界にぴんと筋の通った秩序をもたらすようなことばで書き語るという努力を私たちはあまりに長きにわたって怠ってきたのではあるまいか。2014/01/19

れどれ

5
学者、作家、歌人、エッセイストといった面々による日本語の乱れを主題とした論説、対談がとりまとめられている。丸谷才一が語る国語教育の歴史についてと漢字研究者の漢字こぼれ話が面白かった。国語能力…というより国語への感度が社会問題と接続される流れを痛切に実感する。2022/01/30

けいちゃん

2
期待していたものとは違ったけど、おもしろかった。でも、『「クオレ」を取り出して読み直してみた。まったく感動しなかった。私はこの時、「小学生の時に読んでおいてよかった」とつくづく思った。』に軽くショックを受けた。「読むべき本を読むべき時に読む、というのが重要で、この時を逸し大人になってからではもう遅い。情緒を養ううえで、小中学生の頃までの読書がいかに大切かということである。」「漢字仮名交じり文を横に書くことは、欧米文を縦に書くようなひっかかりの多い不十分な書法である」心に刻んでおきたい。2020/08/16

shimiminzou

2
丸谷才一先生のエッセーが読みたくて借りる。論旨というか現状認識が過激で、自分の話を持っていきたい方向に沿うよう現実をねじ曲げているような論者が多いので読んでいて食傷気味になる。日本語保守派の言もわからないでもないが、日本語も他の言語と同様経時とともに変わりゆくものと割りきる必要があるのではないか。2014/05/04

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