自律神経機能検査 (第3版)

自律神経機能検査 (第3版)

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  • サイズ B5判/ページ数 419p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784830615276
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 患者の状態を正確に把握するためには,自律神経機能の情報が不可欠である.しかし従来はこれに答える適切な参考書が乏しかった.本書は,日本自律神経学会の編集による自律神経機能検査のスタンダードを解説した好評図書.5年ぶりの今回の改訂では,理解を促進するため新たに総論と問題集を加え,各論の内容も大幅に見直された.初学者はもちろん広くベテラン研究者や臨床医,実地医家にもお薦めの決定版。    《目次》 総 論  A.自律神経機能検査の意義  B.自律神経機能検査の歴史  C.自律神経機能検査の原理  D.自律神経機能検査の種類  E.自律神経機能検査の将来 各 論  A.心・血管系自律神経機能検査    1.体位変換試験    2.バルサルバ試験    3.寒冷昇圧試験    4.暗算試験,ピストル試験,hand-grip 試験    5.ブドウ糖負荷試験    6.Aschner 眼球圧迫試験    7.頸動脈洞マッサージ試験    8.血圧・心拍数日内変動測定    9.心電図RーR間隔変動    10.心電図QT間隔    11.脈波検査    12.圧受容器感受性検査    13.薬理学的検査    14.血管内皮細胞機能検査    15.画像検査  B.発汗・皮膚血管系自律神経機能検査    1.温熱性・精神性発汗試験    2.薬物発汗誘発試験    3.発汗計監査(sudorometry)    4.定量的軸索反射性発汗試験    5.Sympathetic skin response    6.皮膚温測定(サーモグラフィ)    7.Sympathetic flow response(SFR)(交感神経性皮膚血流反応)    8.氷水浸漬試験 hunting reaction    9.臨床検温(腋窩(下)温,口腔温,鼓膜温,直腸温など)  C.呼吸・睡眠系自律神経機能検査    1.呼吸機能検査    2.喉頭機能検査    3.覚醒・睡眠ポリグラフィ  D.眼の自律神経機能検査    1.瞳孔検査    2.薬物点眼試験    3.調節機能検査    4.涙液分泌検査  E.消化管機能検査    1.唾液分泌試験    2.嚥下機能検査    3.食道機能検査    4.胃排出機能検査    5.胃電図検査    6.胃液検査:胃分泌機能検査    7.排便機能検査  F.排尿・性機能検査    1.尿流・残尿測定    2.膀胱・尿道内圧測定    3.膀胱尿道造影    4.外尿道括約筋筋電図    5.性機能検査法  G.マイクロニューログラフィ  H.生化学的検査    1.カテコールアミンおよび代謝産物・関連酵素の測定    2.ノルアドレナリン spillover    3.アセチルコリンおよび関連酵素    4.受容体検査  I.組織病理学的検査    1.皮膚・粘膜生検    2.筋生検(筋内微小血管)    3.腓腹神経生検(無髄線維) 問題集(出題:日本自律神経学会 自律神経機能検査法委員会・学会教育委員会) 索 引

内容説明

本書の第3版の特徴は総論と各論に分け問題集を加えたことにある。総論では自律神経機能検査の診断理論の概略を述べ、各論では検査の具体的な施行法・判定法を解説した。臨床の場でより利用頻度が多いものを優先的に取り上げるなどのマイナー・チェンジも行っている。巻末には理解を深めるため問題集を加えた。

目次

総論(自律神経機能検査の意義;自律神経機能検査の歴史;自律神経機能検査の原理;自律神経機能検査の種類;自律神経機能検査の将来)
各論(心・血管系自律神経機能検査;発汗・皮膚血管系自律神経機能検査;呼吸・睡眠系自律神経機能検査;眼の自律神経機能検査;消化管機能検査 ほか)