内容説明
物理学―理論と実験の相互の積み重ねによって発展してきた科学。真理探求に没頭し、新発見に狂喜し、失敗に懊悩した科学者たち。その人間達にふれる。
目次
1 運動と力(実験物理学の祖ガリレオ;天文学者ケプラー;観測名人チコ・ブラーエ;サー・アイザック・ニュートン;アインシュタインの孤独)
2 熱とエネルギー(異色の学者ラムフォード;熱の仕事当量の測定;ネルンストとシモンの低温研究)
3 電気と磁気(フランクリンの危険な実験;源内のエレキテル;ファラデーの生涯;マックスウェルの生涯;電磁波の発見)
4 光と電磁波(光の現象;量子論の誕生と電磁波;電子の測定、ミリカン;兄弟学者コンプトン;モーズリーとX線スペクトル)
5 ミクロの物理(放射能;ラザフォードと長岡半太郎;ボーアの理論とその研究室;第二次大戦と原子爆弾)