内容説明
女性が生命を産む性として、生活者の感性を、失わずに働き続け、人間らしい働き方を身をもって追求していけば、いまの男性中心の経済基盤はいつかはゆるがざるをえない。これこそ、均等法が、法の究極に持つインパクトである。男も女も、職場で“共苦”を克服するために“共闘”をしなければならない。継続こそが力である。明日は今日の続きでしかない。
目次
1 均等法への流れ
2 均等法を職場で生かすために
3 保護と平等をどう組みかえるか
4 人間らしい労働条件の確立をめざして
5 家庭責任は男女共同で
6働いて生きる