出版社内容情報
アメリカ心理学会賞受賞 勝利者が敗北者を生み出す現代パワーゲームの非生産的な仕組みの矛盾と誤りを正し,無競争社会に向けて諸制度のリストラを提言。勝利至上の神話を批判・解体する。
内容説明
勝利者が敗北者を生み出す現代パワーゲームの非生産的な仕組みの矛盾と誤りを正し、無競争社会に向けて諸制度のリストラと新プログラムの確立を提言。〈アメリカ心理学会賞〉。
目次
第1章 「ナンバー・ワン」の強迫観念
第2章 競争は避けられないものなのだろうか―「人間性」という神話
第3章 競争はより生産的なものなのだろうか―協働の報酬
第4章 競争はもっと楽しいものなのだろうか―スポーツ、遊び、娯楽について
第5章 競争が人格をかたちづくるのだろうか―心理学的な考察
第6章 相互の対立―対人関係の考察
第7章 汚い手をつかう口実
第8章 女性と競争
第9章 競争をこえて―変化をもたらすためのさまざまな考え方
第10章 ともに学ぶ