インターネット・マーケティングの原理と戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 532p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784532131975
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

出版社内容情報

インターネット・マーケティングの基本的なアイデアからその可能性まで、「デジタル」「ネットワーク」「個別化」をキーワードに、独自のコンセプト化と豊富な図表により解説。第一人者による本格テキストの決定版!


詳しい目次

監訳者のことば

序文

第1部 インターネット・マーケティングのフレームワーク

 第1章 イントロダクション

    ● WWWの原初
    ● ウェブの商用の始まり
    ● ドット・コム(.com)の世界
    ● 20世紀のマーケティングとテクノロジー
    ● 本書のアプローチ

 第2章 デジタルの世界

    ● より良く、より速く、より安く
    ● デジタルであること
    ● ムーアの法則とデジタルのコスト
    ● デジタル環境
    ● デジタルの結合性
    ● デジタル化はどう機能するか
    ● マーケティング・プロセスのデジタル化

 第3章 ネットワーク

    ● グローバル・マトリックス
    ● ネットワークを利用したマーケティング
    ● なぜインターネットは機能するのか
    ● インターネットがうまく動かない時
    ● 企業内のネットワーク

 第4章 個別対応のオンライン

    ● デル・トライアングル
    ● 個別対応のオンライン・マーケティング
    ● オンラインでの消費者の行動
    ● ウェブ・ユーザー

 第5章 ウェブ・ビジネス・モデル

    ● Yahoo!する?
    ● ウェブが企業にもたらす便益
    ● クローズド・ループ・マーケティング

第2部 インターネット・マーケティングのテーマ

 第6章 カスタマー・サポートとオンラインの質

    ● オンラインの問題解決
    ● コスト節減
    ● オンラインの質の向上
    ● オンラインでのカスタマー・サポートの正当化
    ● 協働生産

 第7章 パーソナライゼーション

    ● デイリー・<ミー(私)>
    ● パーソナライゼーションとマーケティング
    ● パーソナライゼーションと消費者の利益
    ● パーソナライゼーションの実践

 第8章 新製品開発とネット

    ● ハイテク戦争とブラウザー戦争
    ● スピードの必要性
    ● 迅速な新製品開発
    ● スタンダード・マーケティング
    ● 情報の加速化

 第9章 トラフィックとブランド構築

    ● 賢いブラウジング
    ● ウェブ・トラフィックを求めての戦い
    ● ドメイン名
    ● ポータルでの表現力
    ● 広報とクチコミ
    ● バナーとボタン
    ● トラフィック誘発源の評価

 第10章 オンライン・コミュニティ

    ● 家系図
    ● コミュニティがオンラインで作られる
    ● オンライン・コミュニティの基礎
    ● オンライン・コミュニティの立ち上げ

 第11章 オンラインの世界における価格設定

    ● 価格設定の力
    ● 価格感応度とインターネット
    ● リアルタイムの価格設定
    ● 一括販売(バンドリング)

 第12章 電子商取引

    ● XMAS.COM
    ● 電子商取引の発進
    ● 電子商取引のPACE
    ● 電子商取引と流通戦略
    ● 電子商取引のケーススタディ
    ● ネットとの競争

 用語解説

 索引


内容説明

ネットの威力を最大限に活かす顧客獲得・維持の究極のツール!デジタル、ネットワーク化、個別対応の根本的な理論から、ブランドやトラフィック、オンライン・コミュニティの構築といった実務手法まで、独創的なコンセプト化によって明快に解説。第一人者による本格テキストの決定版。

目次

第1部 インターネット・マーケティングのフレームワーク(イントロダクション;デジタルの世界;ネットワーク;個別対応のオンライン;ウェブ・ビジネス・モデル)
第2部 インターネット・マーケティングのテーマ(カスタマー・サポートとオンラインの質;パーソナライゼーション;新製品開発とネット;トラフィックとブランド構築;オンライン・コミュニティ;オンラインの世界における価格設定;電子商取引)

著者等紹介

ハンソン,ワード[Hanson,Ward]
1977年ウィスコンシン大学卒業。1980年スタンフォード大学経済学修士。1985年スタンフォード大学経済学博士(産業組織論)。シカゴ大学経営大学院助教授(産業論・マーケティング)。1989年パーデュー大学経営大学院助教授(経営学)。1995年スタンフォード大学経営大学院講師。1996年スタンフォード大学経営大学院助教授。現在に至る。新しいインターネット経済をビジネスに結び付ける仕事で先端的な業績をあげ、米国で最も注目されている学者の1人。96年冬からスタンフォード大学で初のインターネット・マーケティングの講座を設けたが、これは世界でも先駆的な内容であった。97年からはさらにパーソナル化や電子商取引技術に焦点を当てた高度なインターネット・マーケティングの講座を開設している。またインターネット関連企業やNPOなどのコンサルタントとしても活躍している

上原征彦[ウエハラユキヒコ]
1968年東京大学経済学部卒。その後、日本勧業銀行(現第一勧業銀行)、流通経済研究所を経て、79年明治学院大学経済学部専任講師、80年同助教授。現在、明治学院大学経済学部教授。専攻は流通論、マーケティング戦略論。主な著書に『マーケティング』(日本規格協会、共著、1981)、『流通のダイナミックス』(誠文堂新光社、共著、1984)、『経営戦略とマーケティング』(誠文堂新光社、1986)、『マーケティング・ベーシックス』(同文舘、共著、1995)、『マーケティング戦略論』(有斐閣、1999)

長谷川真実[ハセガワマミ]
1959年生まれ。立教大学社会学部卒業。主な訳書に『記憶の底から 家庭内暴力を語る女性たち』(青弓社、1995年)、『ウォルマート 世界最強流通業の光と影』(日経BP社、2000年)、『アマゾン・ドット・コム』(日経BP社、2000年)など
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