出版社内容情報
【解説】
人類活動の規模が拡大し,自然災害の影響を強く受けるようになるとともに,人類活動起源の廃棄物に起因する地球環境問題に直面することとなった。その対策には地球を長期間支配してきた諸過程を適切にとらえ,人類活動の影響を定量的に位置づける必要がある。その出発点としても,地質学の調査は不可欠である。 本書は,「この調査をしなければ調査したとはいえない」という,地質学調査の必須調査項目を各地質体について記述した。
【目次】
共通調査項目・正常堆積物・付加体堆積物・火山,火山岩・深成岩・変成岩・人工地質体・断裂・重力移動・第一次地質基準
内容説明
本書は、地質学を志す初学者、地質試料の測定や地質体調査を行う地質学以外の分野の研究者、地質調査業界や土木建設業界において地質体調査に携わる技術者を対象とし、これらの基本的な調査法について平易に記述した解説書。
目次
1 共通調査項目
2 正常堆積物
3 付加体堆積物
4 火山・火山岩
5 深成岩
6 変成岩
7 人工地質体
8 断裂
9 重力移動
付録 第一次地質基準