内容説明
F1レーサーだったから言えるパニック回避の方法。車を知り尽くした男だから言えるユニークな運転テクニックの数々。読めば納得、事故防止対策の決定版。
目次
第1章 自動車を運転する人へ
第2章 自動車を作る人、自動車行政にたずさわる人へ
第3章 五つの提案
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FK
5
このようなプロフェッショナルの提言が、無視されたまま今日に至っているのが残念。私も20年来主張している「左足ブレーキ」のことも書かれている。プロでも街中の危険の多い場所では、左足をブレーキの上に置いて走る、と。これに反対する世の自動車評論家や自動車教習所の頑迷さが、安全な運転方法への移行を邪魔している。いくつかを目次から。「第1章 自動車を運転する人へ」では、信号だって信用してはいけない・子供を後部座席に座らせるのは安全教育・自動車の危険を教えられていない不幸・通行帯を区別する意識に欠ける日本の高速道。1994/07/15
しげる
0
94年の本なので30年前。ほぼ現代でも通じる内容。高速道路の通行区分の意識が足りない、安全標語の掲示で事故は減らないという指摘は残念ながら今も変わってない。ルールを守ってさえいればいいわけではない:信号守れば安全なわけではない、安全に操作できるならハンドルの持ちかたは自由、追突防止には車間距離をだけでは不十分。左足ブレーキは素人には真似できませんね。オートマやシートベルト、ABSの話題は時代を感じる。2023/12/28