出版社内容情報
室町時代に完成された能は、事実の詳細さを削ぎ落とし、王朝の物語や和歌を導入しながら幽玄美を理念とする象徴的な演劇。ここにその名作、高砂・井筒・隅田川・安宅など七十五曲を収め、演出に関する注記をも加えた。
感想・レビュー
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ブルーツ・リー
1
今まで古典に触れてこなかった人間からすると、古典は、難解。 ただし、この巻に関しては謡曲集という事で、ひとつひとつのお話がそこまで長くなくて、細切れになっている事もあって、それなりに読みやすい、という印象を受けました。 三保の松原のハゴロモの話は、ここが出典ですか。旅行に行く前に読んで居たら、旅先での感慨も、また違ったかも。2020/03/11
