集英社新書
陰陽師―安倍晴明の末裔たち

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784087201734
  • NDC分類 148.4
  • Cコード C0221

内容説明

安倍晴明をはじめ、日本の歴史に深く関わってきた陰陽師の謎に満ちた役割とは?彼らがどのように日本を動かし、日本人の生活や心に大きな影響を及ぼしたのか。戦国時代には土木の天才、秀吉を陰で支えた技術者集団だったのではないか。また明治維新の成功にその謎のネットワークが動いたのではと、著者は陰陽師の歴史をひもときながら大胆な仮説を展開していく。そしてついに現代に生きる陰陽師に会いに出かける!『帝都物語』をはじめとする荒俣ワールドの真骨頂ともいえる作品。

目次

第1部 安倍晴明の子孫たち(土御門家の奮闘;近世の陰陽道)
第2部 吉備、上原大夫の知恵(カンバラ叩く人々;金神との闘い ほか)
第3部 土佐、芦田主馬大夫の謎(陰陽頭の足跡をもとめて;博士と散所)
第4部 高知、いざなぎ流大夫は生きている(式を飛ばしあう大夫たち;いざなぎ流大夫に会う ほか)

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年、東京生まれ。作家。慶応義塾大学法学部卒。幻想文学・神秘学・博物学研究家としても活躍している。大学卒業後、日魯漁業に入社。プログラマーとして九年間勤務した後、フリーの翻訳家となる。膨大な量の古書を収集し、博覧強記で知られる
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