内容説明
年少組なのに年長組の子を泣かせたり、突拍子もないいたずらを考えついたりと、いつも保育園の先生を手こずらせてばかりの倫太郎。大人たちからはとんでもない悪ガキだと思われることが多いが、実は鋭い感受性とさりげないやさしさをあわせもった個性的な子だ。倫太郎はどのように成長していくのか、そして周りの大人たちは倫太郎をどう見守っていくのか。灰谷文学の集大成、感動の大河小説の開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
25
灰谷文学の集大成。大河小説の第一弾。あなたは、もう倫太郎に会いましたか。天衣無縫の主人公の活躍が生きることの意味、学ぶことのすばらしさを問いかける。破天荒で天衣無縫の主人公小瀬倫太郎は、感受性鋭くとても魅力のあるヤツだ。ふてぶてしいほどに、ものを学んでいくその少年に、既成の社会や学校は反逆児のレッテルを張ってしまう。だが、彼の溢れるエネルギーは、そんな烙印をものともせずに突きすすんで行くのだった。 1996/03/24
ぷー
0
なつかし。2015/02/03
Kikuzou
0
このシリーズの中で最もビビッドで、心に響く作品です。
海(カイ)
0
倫太郎はいい子だ!
うるば
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あんちゃんが特に好きなのだけど、卒園後は出番なくなっていくのかな?それはいやだわー2012/03/10