感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
61
初読。2015年951冊め。酒とたばこと拳銃と車と。セリフや文体がいちいちキザで、これぞハードボイルドといったところ。しかし人が死にすぎる。カドフェス2015。2015/08/07
GAKU
56
北方氏の現代ハードボイルドの代表作とも言える「ブラディドール」シリーズ。久しぶりの再読なので、殆ど内容を覚えていない。なので初読みの時と同様に楽しめた。初めて読んだ頃は主人公の川中はじめ、殆どの登場人物が私より年上でしたが、今となっては登場人物のほぼ全員が私より年下。そうなると自然に登場人物への思い入れも、初読みの頃と変わってきます。これも再読の楽しみ方の一つですかね。どちらにしても大好きなシリーズなので、「約束の街」シリーズも含めるとあと16冊もあるので、暫く楽しい読書が出来そうです!⇒ 2021/06/29
Aquarius
51
北方謙三氏初読みから約1年。再読した今が読む楽しさは倍増。登場人物への感情移入のせいだろうか。人生を諦観したような彼らは何かをきっかけとし、行動に密かな熱を帯びさせる。どこまでもクールでクレバーな藤木、顔色も性格も普通ではないキドニー、そして言わずもがな川中である。ジントニックを飲みたく、煽りたくなりますよね。金なのか、信念なのか、絆なのか、否、意地だろう。最後がこんな終わり方だったのか完全に忘れてて声が出た。ここから全ては始まっていったんだなぁブラディ・ドールシリーズが。2016/05/26
Kajitt22
33
ハードボイルドアクションミステリー。ケンタッキーバーボンをボトルからぐびりと飲るシーンが何度も登場、銃やライフルが撃たれ死人も次々と。なのに妙に主人公に肩入れして楽しませてもらいました。大詰めボートでの対決シーンはアステリア・マクリーンの海洋アクションミステリーのようでした。本棚の奥より再読。2022/06/07
背番号10@せばてん。
31
1988年4月15日読了。ブラディ・ドール第1弾。あらすじは忘却の彼方。(2020年9月7日入力)1988/04/15