出版社内容情報
モノとカネがあふれる世界一の金持ち国・日本.だが一方では,環境破壊,過労死,受験競争,老後の不安など深刻な現象にこと欠かず,国民にはゆとりも豊かさの実感もない.日本は豊かさへの道を踏みまちがえた,と考える著者が,西ドイツでの在住体験と対比させながら,日本人の生活のあり方を点検し,真に豊かな社会への道をさぐる.
内容説明
モノとカネがあふれる世界一の金持ち国・日本。だが一方では、環境破壊、過労死、受験競争、老後の不安など深刻な現象にこと欠かず、国民にはゆとりも豊かさの実感もない。日本は豊かさへの道を踏みまちがえた、と考える著者が、西ドイツでの在住体験と対比させながら、日本人の生活のあり方を点検し、真に豊かな社会への道をさぐる。
目次
1 金持ちの国・日本
2 西ドイツから日本を見る
3 豊かなのか貧しいのか
4 ゆとりをいけにえにした豊かさ
5 貧しい労働の果実
6 豊かさとは何か
著者等紹介
暉峻淑子[テルオカイツコ]
1928年大阪府に生まれる。1963年法政大学大学院博士課程修了。専攻は生活経済学。現在、埼玉大学名誉教授
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