出版社内容情報
哲学のみならず,隣接の諸学・科学的知の領野・諸芸術に影響を及ぼしている中村哲学.その30年間の歩みをテーマ別に新たに集成・展望する今回の自選著作集は,現代思想最前線の成果であり,開かれた哲学への誘いである.
内容説明
バリ島の文化との遭遇から始まり、子供論・女性論、そして〈文化と暴力〉への考察へと展開した「魔女ランダ考」 全。さらにメルクマールとなったエッセイと座談会を収録。
目次
第1編 魔女ランダ考(演劇的知とはなにか;問題群としての〈子供〉;原理としての〈子供〉から〈女性〉へ;仕掛け・文化・暴力)
第2編 補論(パトスの知の提唱;座談会 バリ島のコスモロジー)