出版社内容情報
新ガイドライン関連法成立により,看護婦,船員,航空関係者,トラック運転手など,身近な職種に動員の可能性が迫っている.日常の仕事はどうなるのか.本当に「後方支援だから安全」なのか? シンポジウムの記録.
内容説明
本書は、2000年3月4日に陸・海・空・港湾労組20団体が呼びかけ、六六労組・団体の賛同の下に、東京・九段会館でおこなわれたシンポジウム『新ガイドラインの発動を阻止しよう!』における発言記録をもとに整理し、私たちの日常生活に新ガイドライン関連法がどう影響するのか、歴史は何を語っているのかを明らかにするために刊行した。
目次
軍隊は国民を守ってくれない
新ガイドライン関連法の性格は「国家総動員法」
ふたたび従軍看護婦をつくらせない
海から見る日米新ガイドライン
いのちの問題、安全の問題
「即応予備自衛官制度」とは
著者等紹介
赤羽数幸[アカバネカズユキ]
全日本建設交通一般労働組合書記次長。共著に「暮らしの中の日米新ガイドライン」がある
村中哲也[ムラナカテツヤ]
航空労組連絡会副議長
太田千枝子[オオタチエコ]
全日本赤十字労働組合連合会中央執行委員
平山誠一[ヒラヤマセイイチ]
全日本海員組合教宣部長
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